観る・楽しむ  > 美術館・博物館 > モーリス・デュフレン博物館 Musée Maurice Dufresne

モーリス・デュフレン博物館 Musée Maurice Dufresne

17, route de Marnay - 37190 Azay-le-Rideau
Tél : 02 47 45 36 18
フランソワ・ラブレー博物館(ドゥヴィニエーの家)-Musee Rablais -Maison de La Deviniere

収集家マニア、修理工モーリス・デュフレン氏。
14歳から、修理工の第一人者のもとで修行を積み、フランス国内を渡りながら10年以上の見習い経験を経て、1958年に Villeperdue(ヴィルペルデュ)市に自社機械修理会社を設立。 仕事の傍ら、不用になった部品をコレクションし始め、その後長年かけて各地・各国から貴重かつ珍しい品々を買い集め、その集大成とし、1992年に博物館を開館。

"J'ai tout fait moi-même : les plans, la construction, la remise en état et la présentation".(「博物館完成に至るまで、全ての計画を自分自身の手でしたことが我が誇りだよ」)と語るMaurice Dufresne(モーリス・ドュフレン)氏。「博物館」というよりはもしろ「巨大個人倉庫」と称したほうがふさわしく、じっくり見学していたら数日かかってしまいそうなその壮大さは想像を絶します。


「こんなモノまで?」と思わず声がでる、マニアックなコレクション群。
緑溢れる入口へ向かう散歩道両側には、既に収まりきらない大昔の船、車、バス、戦車、戦時中に利用されていたサイレン。
広大な建物(10,000㎡)は、18世紀に製紙工場として利用されていたもので、外観はそのまま残されています。3,000を越す大量豊富なコレクションは、テーマごとに40以上の各スペースに見やすく展示されています。



館内で常時起動中の水車、農作業機、絹織機、タイプ機、Peugeot(プジョー)車の電動式モデル、映画撮影現場で使用された飛行機(LA GRANDE VADROUILLE「大進撃(1966)」)、仏・独・米軍の戦闘機や壁にずらりと並んだ銃コレクション、仏革命期のギロチン、更には有名犯罪者の生首まで・・・。
あらゆる分野に広くわたったバラエティ豊かなコレクション郡と、世界でも唯一の貴重な展示物は必見の価値アリ。